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小中高生向け知的財産授業 報告

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東京

知的財産特別授業「板橋区立板橋第五中学校」
日時
2020年2月27日 13:00~14:30
主催
板橋区立板橋第五中学校
対象者
中学1~3年生
会場
同校教室内
講師
高橋友和
参加者人数
22名
授業
板橋第五中学校では、特別授業「生き方、あり方講話」というキャリア教育があり、弁理士の仕事についての授業を行いました。今回の特別授業では、計6組の職業が集まり、生徒はその中から興味のある職業について授業を受ける形式でした。
内容としては、企業の開発活動の中で弁理士の仕事が必要になること、一つの製品に特許・意匠・商標が複合的に発生すること、弁理士試験に関することを説明し、その後弁理士になった経緯ややりがい、大変なことを話しました。所々で質問などを行い双方向の授業を行いましたが、生徒達の意欲が非常に高く、活発な意見交換が出来ました。
最後に質問の時間を15分設けましたが、外国への出願、オリンピックのロゴマーク問題、弁理士試験の勉強の仕方など多様かつ質の高い質問が多く、時間が足りなくなるほどでした。
知的財産特別授業「江戸川区子ども未来館(第5回)」
日時
2020年2月9日 14:00~16:00
主催
江戸川区子ども未来館
対象者
小学生
会場
江戸川区子ども未来館
講師
バーナード正子、遠田利明
参加者人数
12人
授業
今回の授業は特許、実用新案、意匠及び商標のまとめで、参加者は小学4~6年生12名でした。
授業の前半では、「みんなのまわりで見つける知的財産権」というタイトルで、まとめの講義を行いました。特に、フリクションボールペンについては、その歴史(=先行技術)や原理(=発明の詳細な説明)等も説明することで、出願及び権利化だけでなく、明細書の作成方法や内容についても学習していただきました。また、その他、「ヒット商品はこうして生まれた」(授業後、参加者全員に配布)に掲載されている「傘ポン」を題材にして、特許だけでなく、ネーミングについては商標で保護でき、1つの発明(商品)について複数の権利によって保護できることについても学んでいただきました。
続いて、J-Plat Pat を用いて、特許等の検索方法について授業を行いました。子供たちには、事前に、身の回りにある商品に記載されている特許番号や商標番号等を探してきてもらい、その番号について検索を行いました。そして、検索結果を見ながら、技術(明細書)の内容や、どういったネーミングが登録されているかについて学んでいただきました。子供たちの中には、特許番号ではないが、スイス製のガラスコップに付された「PCT application pending」なるものを見つけたと報告してくれた子もいたので、PCTとは、「patent cooperation treaty」の略であるなど、PCTの内容についても簡単に説明いたしました。
5分間の休憩を挟み、後半は、「はっぴょんをわたらせよう」の工作(グループワーキング)を行いました。1グループ3人で4チームに分け、対抗戦にて、はっぴょんをわたらせるためのオリジナルの橋の作成を行ったところ、短い時間の中で、様々な発明品が生まれました。優勝チームは、紙コップの底部同士を張り合わせることで空間を作り、その空間に、「はっぴょん(ビー玉)」を入れることで、バランスよく、かつ、はっぴょん(ビー玉)が橋から落ちないように橋を渡らせることに成功しました。多くの子供たちから、「はっぴょん」を渡らせることは非常に難しかったけど、とても楽しかったとの感想をいただきました。
知的財産特別授業「江戸川区子ども未来館(第4回)」
日時
2020年1月12日 14:00~16:00
主催
江戸川区子ども未来館
対象者
小学生
会場
江戸川区子ども未来館
講師
山下滋之、バーナード正子
参加者人数
15人
授業
今回の授業は商標で、参加者は小学4~6年生11名でした。
授業の前半では、「商標権とは?屋号やブランドを守ろう」のスライドを使い、参加者ほぼ全員が知っていた、任天堂のSwitchの商標を紹介することでスムーズな導入になりました。参加者が興味を持ってくれたところで、商標の基本について説明し、商品のネーミングで商標権侵害により損害を受けた事例や、同じくネーミングで商品の売上が激増した事例を紹介しました(約30分)。次いで「商標クイズ」として、子ども達にも身近な商標(グリコ、アディダス、瞬足など)や、ここ数年で登録された立体商標や新しいタイプの商標(ヤクルト、キッコーマン、きのこの山、MONO消しゴム、コンビニや、音の商標)も紹介し(約20分)、前半の最後は、山下先生が音の商標(正露丸)をトランペットで演奏してくださり、子どもたちも大喜びでした。
5分間の休憩を挟み、後半は、フリスビーの工作を行い、
1.よく飛ぶこと、
2.ネーミング
の2つの観点から、コンテストを行うことにしました。
材料は紙皿、紙コップ、割り箸等で、制作時間は20~25分ほどでしたが、自由な発想でいろいろなフリスビーを制作していました。ネーミングについても、同じ商標は使えないよと話したことで、子ども達から積極的にアイデアがあがってきました。また、名前を考えるにあたり、文字をどうするのか(漢字なのか、片仮名なのか、またローマ字表記にするか、英語表記にするか、大文字、小文字等)、商標を考える時のポイントも少し分かってもらえたと思います。
その後、出来上がったフリスビーを持って未来館前のスペースで実際に飛ばしてコンテストとし、1位、2位を決定しました。ネーミングについては、教室へ戻ってから投票形式にし、同じく1位、2位を決定しました。意外にもネーミング1位は、フリスビーに自分の苗字をローマ字表記で付したものでした。

神奈川

知的財産特別授業「横浜市立もえぎ野中学校」
日時
2020年1月28日 13:25~14:15(50分間)
主催
横浜市立もえぎ野中学校
対象者
同校在籍の中学1年生
会場
同校教室内
講師
高橋洋平、岩崎孝治
参加者人数
17名
授業
今回の授業内容は様々な職種(料理人、スポーツインストラクター、飲料系企業、建築士、弁護士、弁理士(順不同))の専門家から話を聞く職業講話であり、受講対象者である生徒の進路選択の一助となればという目的で開催されました。生徒が自分自身で聞きたい職業講話を選択した結果、知財授業の職業講話に17名の生徒が参加してくれました。
講義の前半では、好評だった昨年の講義スライドを踏襲し、企業の新製品の開発の流れを題材として弁理士の仕事内容を紹介しました。具体的には、日清食品株式会社のインスタント麺「カップヌードル」やアキレス株式会社のスニーカー「瞬足」を題材として、苦労して生み出した新製品の知的アイディアを保護するのが知的財産権であり、その知的財産権を生み出すお手伝いをするのが弁理士の主な職務である旨を説明しました。
講義の後半では2名の講師がなぜ弁理士になったのかの経歴を説明しました。具体的には、初めに岩崎講師が特許庁勤務時の仕事内容と弁理士になってからの仕事内容を説明しました。次に、高橋が新製品開発の流れに当てはめて私の経歴の流れを説明しました。
授業の雰囲気ですが、講師の事前予想では、聞いたことのない弁理士という職業でしかも知的財産という普段は馴染みのない分野の講話なので、眠くなったり飽きてしまったりする生徒が数名いても致し方ないかなと思っておりました。しかしながら、すべての生徒が真剣に話を聞き、講師から生徒に行った質問に対してもハキハキと応えてくれました。また、授業後の15分間では沢山の質問を受け、時間が足りないほどでした。
授業後にアンケートで感想を伺ったところ、17名すべての生徒から満足と感謝の言葉を頂くことができました。学校の先生にも満足して頂けたようで、講義後に知財に関する質問メールが送られてくるほどでした。講義内容の要所を少しでも伝えられたようで一安心しました。

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