トップページ > はじめての人へ・知的財産授業

小中高生向け知的財産授業 報告

東京

知的財産特別授業「台東区少年少女発明クラブ」
日時
2022年2月26日(土) 14:00~16:00
対象者
小学生:28名 中学生:1名
会場
台東区生涯学習センター407研修室
講師
岩永勇二 松本公一
授業
(1)クラブ員による作品紹介
例年は、クラブに所属する生徒さんたちが1年間で作成した中から優秀作品を紹介することになっていたそうですが、今年はコロナ禍ということもあり、紹介は割愛されました。
これに代わり、今年度は同会場の1階でクラブ員による作品展が実施されているとの紹介がありました。
(2)第1部
第1部では、前半に生徒さん2名が参加して、レオ君の電子紙芝居(「発明」ってなあに?)を上映し、後半は講師により「君も今日からエジソン」との内容で知的財産に関する説明を行いました。
(3)第2部
第2部では、紙コップ、紙皿、プラスチックストローを用いて、「ポップコーンの皿と飲み物のコップを片手で持てるアイデア品」の発明工作を行いました。
第2部の前半では、30分程度の時間をかけて、まずは個々の生徒たちが自らのアイデアを形にする製作作業に集中し、試行錯誤を行っていました。
後半では、早めに製作できた生徒さんからの作品発表があり、紙皿や紙コップあるいはストローを切ったり、貼ったり、折り曲げたり等の様々なアイデアによる斬新な作品がいくつも発表されました。
参加した生徒さんはみな集中して取り組んでおり、個人差はありますが、2つあるいは3つの作品を完成させ、発表していた生徒さんもいました。
最終的に、講師やクラブ代表からの簡単な講評がなされた後、製作した作品は各生徒さんが持ち帰りました。

■参加者の感想
参加した生徒さん全員からアンケートを回収し、その内容をまとめたところ、以下に示すような感想がありました。
「紙芝居とか絵とかがたくさんあり、説明が面白かった。」、「特許をどうやって取れるかしれて良かった。」、「レオ君の話が面白かった。」、「弁理士の仕事がわかった。」、「とろける水がすごい発明だなと思った。」、「発明工作が楽しかった。」、「とてもいい発明をするとまねされやすいから気を付けた方がいいということを知った。」、「小学生の発明の紹介が同い年なのにすごいなぁと思った。」、「作品を作るのに思い通りにできた。拍手がうれしかった。」

■ご依頼者様のコメント
アンケートの結果を見ても、子供たちの満足度が高かったことが伺えます。
また指導員及び運営委員も、「子供たちの発想には驚かされた」「大人も勉強になる題材であった」と、大変好評でした。

■担当講師の感想
第1部で電子紙芝居の実演を行いましたが、特に年次の低い小学生には絵やストーリーが入り込みやすく、概ね好評だったと思います。
また、参加した生徒さんの中から2名(兄弟で参加した方)の方にも配役して出演をお願いする等、主催者側の工夫も感じられました。
「君も今日からエジソン」では、講師からの問いかけに対し、低学年の生徒も含め多くの生徒さんが積極的に回答してくれたので、その姿勢がとても素晴らしいと感じるとともに嬉しくなりました。
第2部では、柔軟な発想と斬新なアイデアで創意工夫された作品が多く出され、みなとても意欲的に参加してくれていたと感じました。
また、講師陣やクラブ関係者も積極的に生徒さんたちとコミュニケーションを図ることができて、円滑な進行ができたものと思います。
知的財産特別授業「江戸川区こども未来館」
日時
2021年9月12日(月) 14:00~16:00
対象者
4年生~6年生/計12名
会場
江戸川区子ども未来館
講師
高原千鶴子 山下滋之
授業
江戸川区子ども未来館「子どもアカデミー」の前期ゼミ(全6回)の最終回。
ホワイトボードに記入したアジェンダをもとに、高原先生が授業の全体的な流れを説明した。
電子紙芝居のコーナーでは、4人の子供に参加してもらい、なかなかの盛り上がりだった。キヨじいを希望した男の子は、希望しただけあり、配役になりきっていた。ゴリオに手を挙げた女の子も、女の子なりのゴリオを卒なくこなしていた。
次いで、ICカード対応のコインロッカーを題材としたスライドを用い、コインロッカーの用途・課題・利便性などを考えてもらった。後半の3択クイズでは、機構・システム・ネーミング・画面デザインなどが「特許」「商標」「意匠」のどれに該当するかを、目を伏せた状態で挙手してもらった。想像以上に回答がばらけたことが印象的だった。
子どもたちの最大の楽しみである工作。今回は、べーパータワーを個々に作成してもらった。
材料は画用紙12枚。制限時間いっぱいを使い切り、十人十色のオリジナルタワーが完成した。
第1審査はチップスターを載せて15秒キープすること。クリアした子は7名。
第2審査では、タワーの高さを評価した。
オプションコンテストとして、1人に2票を与え、タワーのデザイン性のランキングを行った。
高さにこだわり過ぎて直立性が疎かになった子もいれば、早々に高さを諦め、デザインにシフトチェンジした子もいた。総じて工作は、子供たちを生き生きさせる。

■生徒のコメント(原文のまま)
ペーパータワーは思っていたよりもむずかしかったけど、とても楽しかったです。9月までのじゅぎょうでいろいろなことについて知れたので良かったです(5年)。いろいろな事のふくしゅうができた。そして、工作はどうしたらこわれないかをよく考えられた(5年)。考えるのが難しくて色々なやんだけれど、安定して乗せることができて、うれしかった。最初は、何も分からなかったけれど、今はよく分かった。とても楽しかった。(6年)。

■担当者のコメント
以下のメールを後日頂きました。「感想文は参加者全員が知財について強く意識づけられたようなポジティブなものばかりで担当としてうれしい限りです。」

■担当講師の感想
昨今、駅構内などに配置されているコインロッカーからはカギが消えている。このような状況を踏まえると、カギ式のコインロッカーにおける「課題」は、生徒たちにはピンと来ない懸念もあった。しかし、子供たちは思った以上に柔軟で、勝手にプールや温泉施設のコインロッカーに機転を利かせ、課題の理解に至った。
とは言え、甘えてばかりもいられない。あらゆる教材の導入箇所に改訂の余地がありそうだ。
グループ工作の場合、パワーバランスに幾ばくかの偏りが生まれ、個性が埋もれてしまう子も存在する。1人に1作品の創作機会を与えると、どうだろう?『類似の作品が生まれるのではないか?』という心配もよそに、各々の個性は花開いた。人の真似はしないという意識が多く見てとれた。時代なのか。
将来を楽しみに想った。
知的財産特別授業「江戸川区子ども未来館」
日時
2021年8月8日(日) 14:00~16:00
対象者
小学校4年生~6年生(出席10名 申込12名)
会場
江戸川区子ども未来館
講師
遠田 利明、 高原 千鶴子
授業
今回は、江戸川区子ども未来館「こどもアカデミー」前期ゼミ「アイディアをカタチにしよう、知的財産について学ぼう」の第5回のテーマ「著作権」でした。
前半は、著作権の知財授業で、①著作権って何?という講義、及び、②クイズ(YES、No)形式の授業をしました。
①講義: 著作権って何?というテーマで、
・著作権って何のためにあるの?
・著作物にはどんなものがあるの?
・著作権はどんな権利?
・著作物を自由に利用できる場合はどんなとき?
という項目に分けて説明をしました。

②クイズ(YES、No)形式の授業:
生徒たちは、毎日、他の人が創作した著作権を利用して生活しているので、著作権を利用するとき、その利用は問題あるよ、と言われないために、学校や家庭で知っておきたい基礎の著作権を楽しく理解してもらおうと、クイズ(YES、No)形式の授業をしました。
・著作権はいつ発生するの?
・利口なチンパンジーガ作曲した曲は著作権法で保護される?
・生徒が授業で使用するために新聞をコピーして配布するっていいの?
・「秋の学芸会」で有名な歌手の曲を音楽部で演奏するのって大丈夫?等。

後半は、工作授業として、DVDケースを基材にした壁掛け、サインスタンドを作りました。コンセプトは、動物の絵を使って、家の場所を示せるような壁掛け、又はサインスタンドを考えました。ただし、今回のテーマは、著作権なので、なるべく美術性を重視するため、生徒に要求する課題のバージョンを少々あげました。透明なDVDケースに、油性ペン、セロハン、ホログラム等を用いて動物を描くことで、透過性や光の干渉(ホログラム)を伴って、色が混じりあったり、キラキラと光沢が得られたりするステンドグラスのような感じの壁掛け、サインスタンドです。また、DVDケースは、多少空間があるので、透過性のモノ(セロハン、油性ペン)で、ケースの両面に動物を描くと、光の透過に伴い動物が立体的に見えます。更に、太陽光に照らされると、絵が地面に投影され、拡大するので、結構楽しめる筈だったのですが、当日は、雨のため太陽が出なかったので、この点のトライができなかったのが残念です。

■参加者の感想(感想文からの抜粋)
・言葉を知っていたけれど、著作権の意味を知らなかったので勉強になりました。
・ユーチューブに映画がのっていたので、ユーチューブに出していいのかと思っていたけれど違いました。
・今日の学習は少し難しかったけれど、知ることができてよかったと思いました。工作も悩んだけれど、作りきることができたのでよかったです。
・工作やクイズをするのがとても楽しかった。
・壁掛けを作れたので、魚の水槽の前に飾ってオシャレにしたいです。
・今日は特に工作が楽しかったです。
・オリジナルのものができて楽しかった。

■江戸川区子ども未来館ご担当者の感想
著作権をめぐる華麗な講座をありがとうございました。子どもたちはホログラムを家庭で両親にその著作物性を熱心に説明したのではないでしょうか。オリジナリティの高いプログラムを求める未来館の事業にまさにぴったりの講座でした。

■担当講師の感想
著作権については、授業の内容について質問し、その答えについて「なぜ?」と聞いたとき、もじもじして答えられない生徒はいませんでした。自分の考えたことを明確に説明して頼もしく、また、返事をする態度も自信に溢れており立派でした。よく授業を理解していたと思います。特に、休憩中に、ミッキーマウスの著作権切れ(著作権延長)について質問してくる子もいて、ビックリしました。
工作授業のとき、あきて私語する子どもはいなく、熱心に課題に取り組んで壁掛け、サインスタンドを作っておりました。しかし、1時間という工作時間では、今回の課題を完成するのがやっとで、工夫した点を皆の前で発表する時間が取れなかったのが残念でした。
知的財産特別授業「江戸川区子ども未来館」
日時
2021年7月11日(日)14:00~16:00
対象者
小学生12名
会場
江戸川区子ども未来館
講師
原田 潤子、遠田 利明
授業
江戸川区子ども未来館「子どもアカデミー」前期ゼミ「アイディアをカタチにしよう-知的財産について学ぼう-」第4回のテーマは「商標」です。
前半は、商標についての講義を行いました。商標は、文字商標、図形商標、立体商標、音商標、色彩商標等、様々な商標がありますが、クイズを交えながら、これらの商標の態様について混乱せず、楽しく学んでいただけたと思います。また、ネーミングによっては優れた顧客吸引力を有し、その商品の売り上げに大きく貢献することについて、子供たちは大変興味を持ってくれました。最近のトピックスである鬼滅の刃(登録商標、地模様の商標)の登録及び拒絶の状況については、多くの子供たちが目を輝かせて聞いていただき、休み時間においても、大いに盛り上がりました(講義時間:約50分)。
5分の休憩の後、後半は、商標工作で「空飛ぶおもちゃ」の作成と、そのおもちゃに対するネーミングを考えてもらいました。
おもちゃは、フライングディスクの形態を基本としましたが、その形態にとらわれず、よく飛ぶ形態を自分で考えて、作成していただきました。材料は、紙皿、プラスチック皿、紙コップ、割りばし、紙芯、折り紙、シールなどを用意しました。未来館の正面玄関前にて、飛距離コンテストを開催したところ、フライングディスクの形態が最も距離が長く、19.5mまで飛ばすことができました。今回は、10m以上飛ばした子供が7人いました。なお、紙芯を繋げてポール(棒高跳びの棒)のようなおもちゃを作成した子供もいました(工作及び飛距離コンテスト時間:50分)。
最後に、ネーミングについてコンテストを行いました。面白いネーミングが多く、なかなか優勝が決まらず、最後まで残った子供たちのドキドキした顔が印象的でした(商標コンテスト時間:約15分)。

参加者の感想(一部抜粋しての紹介)
「今回は、夏の自由けんきゅうでだせて、実さいに使えるのでうれしかったです」、「たのしかった。男のロマンの名前をつけるのが大へんだった」、「フリスビーを作って、自分だけの名前をつけて、とばすことができて楽しかった」、「商品の名前をつけのはむずかしいなとも気がつきました」、「商標コンテストと飛距離コンテストをしてたのしかったです」、「本当にふるスビーと作るのが大変だった」、「今日は「商標」をしりました。もっといろなことをしりたいです」、「ひこうきょりで3いでしょうひょうコンテストで2いでダブルではいってうれしかった」、「公園でもとばしてみたいです」、「知らないことがほとんどだったので、いろいろと知ることができてよかったです」、「わかりやすかったし、外できょうそうできたのがすごく楽しくて学べやすかったです」、「フリスビーを作ったりなげたりするのがとても楽しかったです」

ご依頼者様のコメント
「先日はタイムリーな話題をまじえた商標の講座をありがとうございました。フライングディスクの創造工作も楽しく、子どもよりもわたしのほうがよっぽど夢中になりました。この講座のあとはコンビニやスーパーに行って商標を目で追うのが楽しくなります。」

担当講師の感想
講義にて様々商標を紹介しましたが、それらの商標の認知度が、子どもの世界では大人の予想と違ったことが、大変興味深かったです。工作時間では、フライングディスクを楽しそうに工夫してくれて、作った思いなども話してくれて、そして、飛距離コンテストも盛り上がり、非常に楽しかったです。また、飛距離コンテスト中に、雨が降らなかったことが本当にラッキーでした(コンテスト終了30分後には土砂降りでした)。なお、やはり鬼滅の刃の人気は絶大だと感じました。
知的財産特別授業「都立八王子桑志高等学校」
日時
2021年6月25日(金)09:30~12:40
対象者
デザイン分野の高校3年生65名(33名+32名の2クラス)
会場
東京都立八王子桑志高等学校
講師
小屋迫 利恵、深澤 潔
授業
デザイン分野の生徒2クラスについて、それぞれ2コマずつ、合計4コマで、知的財産全体の概要・商標(担当:小屋迫)、意匠・著作権(担当:深澤)について講義を
行いました。
知的財産全体の概要については、まず弁理士について紹介の後、知的財産権の種類とそれぞれのポイントをクイズを挟みながら動画を利用して紹介しました。商標については、制度概要とともに漫画「鬼滅の刃」に関連した図柄の商標の登録例・登録されなかった例を対比して、どのようなものが商標登録されるかなどについて紹介しました。
意匠については、意匠権で保護される意匠とはどのようなものか、といったことなどを動画を利用して紹介しました。著作権については、高校生が創作した詩を題材とした電子紙芝居にて著作権や著作者人格権の侵害とはどういうものかを紹介した後、特に複製や引用について補足説明しました。

生徒の感想(一部)
・今回の知的財産特別授業で、ひとつの商品でもいくつもの権利が絡んでくることを学びました。弁理士という職業についても理解を深めることができました。意匠という言葉は聞いたことが無かったのですがデザイン分野としては知れて良かったと思いました。将来の仕事に役立つ授業でした。
・デザインにはたくさんのルールがあることを改めて知ることができました。ただ楽しいからやるのではなく、それが他者の権利を阻害していないか、また自分の権利が守られているか確認することを忘れずに行っていきたいです。デザインのお仕事は特に意匠権や商標権など、覚えることが沢山あるのでまだデザインを学んでいる時に弁理士の方々のお話を聞けてよかったです。
・複製権や公衆送信権等著作権に関する権利の再確認や、意匠権といった新たに知るような権利で著作権を学ぶことが出来た。産業面での意匠の権利、技術面での発明考案の権利、ブランド面での商標の権利など、デザインされている以上存在して当たり前だと思っているものには全て名前があり意味もそれぞれ違うと知れた。もっと様々な権利深く理解してから将来、権利問題で慌てることなく仕事に就きたいと思った。

担当講師の感想
視聴覚設備が整った教室での授業でした。ノーチャイムにもかかわらず開始時間までに全員がしっかり集合しました。参加した弁理士が2名のみだったので、電子紙芝居では学校の先生にもセリフの一部をお願いしたところ快くお引き受けいただき、なぜか関西弁でお話いただきました。学校の先生にも参加いただけたことで知的財産により興味を持ってもらえるようになったのではないかと思いました。
知的財産特別授業「江戸川区子ども未来館」
日時
2021年6月13日(日)14:00~16:00
対象者
小学生16名
会場
江戸川区子ども未来館
講師
伊藤夏香、原田潤子
授業
江戸川区子ども未来館「子どもアカデミー」前期ゼミ「アイディアをカタチにしよう-知的財産について学ぼう-」第3回のテーマは「意匠」です。
前半は、まず、電子紙芝居「弁理士加賀見鏡一郎意匠編」のスライドでした。中学生のお手伝いの子、参加者から2名の子を含め、セリフを読んでもらいました。次に、YouTube動画「知的財産を知ろう」を基にしながら、ペットボトルのデザインについて考えてもらいました。最後に、身近なデザイン(バッグ、建物、アニマルラバーバンド、プニョプニョピン、新幹線、iPhone等)を紹介しました。アニマルラバーバンドとプニョプニョピンは、実物を手に取って見てもらいました。(約35分)
5分の休憩の後、後半は、意匠工作で新作「メガネ」を作成してもらいました。材料は、色付き方眼用紙・紙粘土等、眼鏡の鼻置き用に色付きシリコン、そしてデコレーション材料を用意しました。それぞれが集中して、メガネの形・大きさやシリコンの使用部分を工夫したり、スパンコール・ボタン、マスキングテープ・ビー玉などで色鮮やかにデコレーションしたり、それぞれ個性的でとても素敵なメガネが出来上がりました。最後は、皆でメガネをかけて、記念撮影しました。(約80分)
参加者の感想(一部抜粋しての紹介)「めがねを作るとき、どんなものにしようかワクワクしてたのしかったです。」「今日もいろんなことについて知れました。めがね作りは、すごくむずかしかったけどなんとか作り終わることができたのでよかったです。」「自分オリジナルのめがねを作ることができた。とても楽しかった。これからも発明していきたい。」「自分が作った物をマネされないようにするのは『特許』だけではなく『意匠』という物もあるのを今回の学習で分かりました。デザインもマネされないようにできるのは『すごいな~』と思いました。来月はどんな学習か楽しみです。ワクワク」「メガネに関係あるものはつくったことがないから、とても楽しかった。」「特許以外にも大事なことがあると分かった。めがね作りが楽しかった。」「めがね作りではホッチキスの針を使い作ることができた。意匠権を学べてよかった。」「とても工作が楽しかったです。」

ご依頼者様のコメント
「先日はご講座をありがとうございました。受講生のコメントもとてもポジティブなものばかりで、これも先生方の的確で洗練された講座のおかげと感謝しております。」

担当講師の感想
ペットボトルは、身近なもので考えやすく、デザインの工夫について質問した際、手を挙げて答えてくれる参加者が多かったです。メガネは、新作の工作でしたが、とても楽しかったとの感想が多く、好評でした。先方で、様々なデコレーション材料を用意して下さっていたこともあり、バリエーションに富んだ作品が出来上がりました。材料のシリコンは、成形してから、オーブントースターで200度で10分温めて硬化させる必要があったため時間を要しましたが、普段使用しないシリコン材料を使える貴重な機会となり、子供達にとっては新鮮だったと思います。
知的財産特別授業「江戸川区子ども未来館」
日時
2021年5月9日(日)14:00~16:00
対象者
小学生 16名
会場
江戸川区子ども未来館
講師
金子彩子、伊藤夏香
授業
江戸川区子ども未来館「子どもアカデミー」前期ゼミ「アイディアをカタチにしよう ― 知的財産について学ぼう ―」第2回のテーマは、第1回に引き続き「特許」です。
電子芝居(パン職人レオ君の物語)第1章のあと、レオ君に関連して発明についてクイズを行いました。次にマスク、マスクケース、マスクハンガーについて、超立体マスクの発明や意匠を含め紹介しました。休憩を挟んで、電子芝居(パン職人レオ君の物語)第2章を見て、特許についてクイズを行いました。クイズでは、「発明は工夫」といった基本から、電子紙芝居では直接説明していないカレーパンの工夫点まで、よく理解していることに驚きました。今回の発明工作は、コロナ禍で日常使うものとなったマスクに関連して、マスクケースやマスクハンガーを作ってもらいました。実際に家に持って帰って使えるよう、質の良い材料を未来館に用意してもらいました。工作に際し、すでにあるマスクケースを何種類か見せて紹介しましたが、皆それぞれ異なる工夫をし、素敵なデコレーションを施した作品を作ってくれました。最後に全員の作品を発表しました。
参加者の感想(一部抜粋しての紹介)「自分で使えるマスクケースを作った。これから使っていきたい。色んな工夫をすることができて、楽しかった。これからも色々な工夫ができるようにがんばりたいと思った。」「特許の意味がアニメのような簡単なことで知れたので分かりやすかった。マスクの不便なところを見つけその解決方法を知れた。」「今日はがんばってマスクケースを作ったので生活に活用しようと思った。特許のことは法律関係のしか分かっていなかったのでよく分かってよかった。」「犬の逆襲劇がおもしろかった。これから今作ったマスクケースを使おうと思った。」

ご依頼者様のコメント
日曜日は講座をありがとうございました。コロナの世情にぴったりの発明工作を手慣れたようすで進行されるおふたりの先生の底力を目のあたりにしました。充実感を反映したポジティブな感想ばかりです!

担当講師の感想
前回はグループでの発明工作でしたので、今回は個人で作品を作りました。
前半でのマスクケース・マスクハンガーについての説明をしっかり聞いて、不便なところは何か考えることができたためか、工作開始時に考え込んでしまう子はおらず、皆すぐに手が動いていたことに驚きました。
今年度は、中学生のボランティアのお姉さんたちがサポートをしてくれているので、とても助かっています。今回はオブザーバー参加の委員3名にも手伝ってもらい、スムーズに完了することができました。
知的財産特別授業「江戸川区子ども未来館」
日時
2021年4月11日(月)14:00~16:00
対象者
4年生7名・5年生7名・6年生2名(男子6名・女子10名)計16名
会場
江戸川区子ども未来館
講師
山下滋之、金子彩子
授業
今年も、江戸川区子ども未来館「子どもアカデミー」で元気なゼミ生たちに出会うことができました!
江戸川区子ども未来館「子どもアカデミー」の前期ゼミ。半年(全6回)かけて、知的財産に関するさまざまな知識、考える力を身につけていきます。
前半は、山下弁理士のオリジナルのスライドで、身近な物(鉛筆、コーヒーのペーパフィルタ等)を題材に、子どもたちの発明マインドを引き出し、特許や弁理士について楽しく学びました。
後半は、ペーパーブリッジの発明工作です。机と机の間の1mを、新聞紙とたこ糸で橋渡しして、軽いピンポン玉から重いパチンコ玉まで何種類ものボールを転がせるような、じょうぶなブリッジを工夫して作りました。今日初めて出会った子どもたち、話し合い、協力して各グループそれぞれのブリッジを発明できました!

担当者のコメント
以下メールを後日頂きました。「出張授業感想をありがとうございます。日曜日の講座ではたいへんお世話になりました。ユースボランティアも参加してくれて、知財の考えかたが少しずつではありますが小学生に根付いてきているようでうれしいです。これもひとえに先生がたのすばらしいご指導の賜物と受け止めています。」

担当講師の感想
強度の低い新聞紙で1mのペーパーブリッジを作るのは、こちらの想像以上に難易度が高かった様で、工作の最中はひやひやしましたが、途中で投げ出したりする子もおらず全ての班で完成品が出来上がりました。参加者全員がボールを転がすことができて、楽しむことが出来たと思います。6回コースの初回で、良いアイスブレーキングとなりました。

神奈川

知的財産特別授業「NPO法人 マナビノキ」
日時
2021年10月17日(日) 9:30~15:30
対象者
16名(小1:1名、小2:4名、小3:2名、小4:4名、小5:2名、小6:1名、高校生ボランティア2名)
会場
NPO法人 マナビノキ
講師
谷島隆士、原田潤子
授業
NPO法人マナビノキが、1,2か月に1度、1日を通して行っている「探究・創造ワークショップ」の授業を、「キャリアde探究 発明家・弁理士ってどんな仕事?~発明家になってみよう~」のタイトルで行った。時間割は下記の通り。
(1)講義「発明家」(60分)、(2)発明工作ペーパーブリッジ(個人で設計図)(30分)、(3)昼食、(4)発明工作ペーパーブリッジ(グループで工作)(80分)、(5)グループ発表(20分)、(6)講義「弁理士」(50分)

(1)講義「発明家」:
 まず、谷島委員が、企業の「発明家」として講義をした。有名な発明として、エジソンが発明した電球・蓄音機、身近な発明として、事前に配った「ヒット商品はこうして生まれた!」の発明を紹介し、更にはジッパー、絆創膏、シャープペンシルなどの発明がどんな時に生まれたかを紹介した。続いて、「発明の手順」を説明し、事前課題であった「みんなが気づいた困っていること」について子ども達に発言してもらった。
 その後、花王の研究員の発明品であるクイックルワイパー、ビオレお花・肉球型の泡スタンプハンドソープ等を紹介し、実物を子供達に触れてもらいながら、発明で「生活にどんな変化が生まれるか」を考えてもらった。更に、発明は、学校で教わる「知識」と、その後自分で身につける「知恵」を使ってできるということを理解してもらった。学校で習う磁石の「知識」を使いながら、実際に磁石につくものつかないもの、磁石の力を弱めるものなど体験してもらい、「知恵」を使いながら、発明が生まれる感覚をつかんでもらった。最後に磁石を使った小学生の発明品ができるまでの動画を見せた。
 「発明家」になりたいと思う子供も多く、次々に発言したり、興味を持って聞き入ったりしていた。

(2)発明工作 個人で設計図:
 続けて、発明工作「ペーパーブリッジ」で、使える材料やルールの説明をし、まずは設計図・デザイン・名前やマークを一人一人紙に書いてもらった。

(3)昼食:
 昼食前の手洗いは、講義で紹介したビオレお花スタンプハンドソープを使ってもらった。マナビノキの方が、今回のテーマにちなんで、明治時代の日本人の発明である「ハヤシライス」を手作りして下さり、皆で美味しくいただいた。

(4)発明工作 グループ作業:
 4人ずつの4班に分かれて、ペーパーブリッジを実際に工作した。橋を架ける場所は、1m以上あればどこでもよいように、子ども達に任せたので、場所探しも楽しんでいるようだった。低学年と高学年がいるグループでは、高学年の子が橋本体の構造や作成をしている中、低学年の子が、クレヨン、シール、クラフトパンチ、マスキングテープなどを使ってデザインに力を入れ、ちょうど役割分担ができ、全員が参加できる形となっていた。ミニカーなどを試験的に走らせ、失敗すると「失敗してもあきらめないのが発明家だ!」と言いながら、楽しそうにがんばっていた。

(5)グループ発表:
 それぞれの橋の工夫した点、デザイン、ネーミング等紹介してもらった後、ピンポン玉、ガムテープ、各自持参したミニカー、一番重くて大きいドッチボールまで順番に転がしてもらった。ドッチボールを転がせた橋が2つもあって、大いに盛り上がった。

(6)講義「弁理士」:
 「発明したものはその後いったいどうなるのか?」ということを、原田委員が弁理士の仕事を通して説明した。午前中に紹介した発明品や、皆が発明工作でした発明が簡単にマネされてしまったらどうするか?という問いかけから始まった。弁理士は「発明家を助ける仕事」で、発明・発明品を守ったり活用したりすることを説明した。「弁理士のお助けポイント」として、(i)知的財産権をとる手伝い(特許権・実用新案権・意匠権・商標権の説明。特許権・商標権についてはクイズ)、(ii)発明品を複数の権利で守る(カップヌードルの解体)、(iii)マネをやめさせたり、ニセモノで困る人を助ける(クイックルワイパーの模倣品対策紹介)、(iv)発明品を世界で守る、の4つを説明した。
 (ii)では、みんなで実際にカップヌードルの解体をし、中身を見てもらい、中に含まれている複数の発明、デザイン、商標を探してもらい、その後実際に取得している権利を考えてもらった。カップヌードルの中身を初めて見る子ども達が多く、楽しそうに観察していた。

■参加者の感想(一部抜粋しての紹介)
 「発明家と弁理士の関係が分かりました。発明家にとっては、弁理士がいないと、マネされて困るし、弁理士にとっては、発明家がいないと、仕事が成り立たないと思いました。橋を作ったのは、思った以上にかわいく上手に作れてよかったです。」「今日はいろいろおしえてくれたから、ものすごく勉強になったし、ものすごくドキドキしたし、ほんとうにものすごく楽しかったし今日は一日さいこうだった。」「弁理士がとても貴重な仕事をしているのが分かった。発明家だけではなくそこからその商品を守るという仕事をしないと利益が・・・弁理士は重要です!」「いっぱいおべんきょうをできました。とっきょやいろいろなことをしれた。はつめいかになるようにがんばる。」「べんりしさんと発明家に会えて、ほんとに嬉しかった。ぼくも、発明家になってとっきょけんを取りたい!」他9件

■ご依頼者様のコメント(一部抜粋)
 「とても充実したワークショップをありがとうございました。
お忙しい中、1日かけて子どもたちと学びを創ってくださり、本当に感謝しています。
子どもたち(参加した保護者の方)からも、発明家になるということだけではなく、権利や人を守るということについてたくさん学んできたようですとコメントいただいています。 マナビノキとしても、自分たちが取り組んでいる「探究型学習」をバックアップして頂くような講義内容で、昨日の内容を振り返ってみても、子どもたちにとって取り組みやすく、わかりやすい内容だったととても満足しています。・・・午前中の発明家の講義内容が、ペーパーブリッジの工作にあらわれていたなと思います。・・・カップラーメンの解体が印象的だったみたいで、翌日もその話をしていました。 事前打ち合わせを含め、一緒に授業づくりができたこと、とても楽しかったです。・・・ぜひ、またご一緒できればと思います。本当にありがとうございました。」

■担当講師の感想
 今回は、長時間のプログラムだったため、「講義(発明家)」➔「発明工作」➔「講義(弁理士)」という、普段とは違うスケジュールで行った。講義では、事前打合せでマナビノキから要望を頂いた通り、できるだけ子ども達に問いかけ、子ども達の発言を上手く拾うように努め、子ども達が実際に手を動かせる時間を多くした。子ども達は、明るく、学習意欲が非常に高く、また積極的に発言し、どの時間もみんな夢中になってわいわいと楽しんでくれているようだった。我々の講義資料を基に、事前にマナビノキが作成して下さったワークシートが子ども達に配られていたのだが、各自書き込むことで、要点が分かりやすく、後からも振り返りがしやすくなると感じた。
 「発明工作」は、マナビノキの目標行動の一つである「協働」をできるように、「ペーパーブリッジ」に決めたが、難しすぎず、簡単すぎず、全員が楽しんで工作に参加できるような絶妙なレベルで、よい選択だったと思い、先方からも同評価をいただいた。発明だけでなくデザインもしてもらうことによって、小さい子たちも参加することができた。
 最後に、お土産として水平ノートを配布したところ、子ども達は非常に喜んでくれて、私達は、ノートにサインを求められた。「本物の発明家と弁理士からサインをもらった!大切にします!」と言ってもらい、嬉しく貴重な体験だった。感想文では、授業で伝えたかったことを的確に理解してくれている感想が多く、ありがたかった。
 今回、事前打合せも入念に行い、マナビノキと協力しながら授業を作り上げていくことができた結果、依頼者・子ども達・講師全員がより充実した時間を過ごせたと感じた。
知的財産特別授業「柏陽高等学校」
日時
2021年8月18日(水)10:00~12:00
対象者
キャリアアップ講座の1コマに応募した高校生第1学年5名、第2学年1名
会場
神奈川県立柏陽高等学校
講師
太田 努、金子 正彦、佐藤 高信
授業
前半(50分)では太田委員が「知的財産権に関する基本的なお話」との題で講義を行いました。商品「ポッキー」と「トッポ」を見せながら、「手を汚さずに食べることができるお菓子を作ろう」というアイデアから「トッポ」が生まれたこと、特許出願方法の図解、「パイプの中を中空にしたプレッツェル」との表現にして中にチョコレート以外を入れても良い工夫をしたなど、特許の重要ポイントを分かりやすく説明しました。生徒に質問を投げかけて考えてもらいながらの進行でしたので、生徒は理由を良く理解できたようです。意匠と商標についても特許との類似点、相違点を示しながら説明しました。
後半(40分)では金子委員が「発明者の立場からの知的財産権」と題して講義しました。企業で30年間研究開発を行って、後に弁理士になった経験を話し、関わったいくつかの特許について紹介しました。他に、予め配布済の水平開きノートの特許発明について解説しました。高校生が創作した意匠、発明した特許も数件紹介しました。「切り餅」と「白い恋人」について商品を表示、回覧しながら特許、商標をめぐる裁判事例のいきさつを説明しました。アレルキャッチャーマスクも実物を手にとってもらいながら、ウィルス飛沫をブロックする特許発明の中身を説明しました。
最後のまとめ(15分)では佐藤委員が転がり軸受の特許事例の紹介と職務発明についての説明をした後、生徒からの全体についての質問を受け付けました。
生徒には講義の感想をアンケート用紙に記入してもらいました。
■生徒の感想(一部)
・知的財産についてよく知ることができたし、トッポなど意外と身近に知的財産に関する法律があるということに驚いた。このような授業を通して法によって我々の生活、企業が守られていることを実感できた。
・私は「知的財産権」という言葉の意味を理解せずにこの講義を受けたのですが、イラストや図が多く、トッポやおもちやマスクなど例が身近だったので、特許を身近に感じることができました。
・今回の講演は初めて知ることばかりでとても刺激的でした。「特許」という言葉は聞いたことがあったのですが、承認されるまでの道のりや大変さというのは初めて知り、ただその大変さを含めて弁理士という仕事の面白さを感じました。
・句読点の有無や特許を申請する範囲など、かなり細かいことでも特許をとれなかったり問題がおきたりして、大きなお金が動くこともあるというのがとても興味深く面白いと思った。
■担当講師の感想
参加人数は少なかったですが、参加者は夏休みの中で積極的に授業を受けて学びたいという意気込みがありました。1年生中心でしたが、質問を投げかけてもしっかりと自分の意見をいう生徒が多く、レベルの高さも感じました。そのせいもあって、生徒の感想文からも、知的財産権のことは初めて聴いたにもかかわらず、講師が話した知財の基本的なことや、具体的な商品を示しての事例紹介などを興味を持って聴いて、理解してもらえたと思います。

千葉

知的財産特別授業「東海大学付属市原望洋高等学校」
日時
2022年1月13日(木) 13:20~14:10
対象者
高校1年生 285名
会場
東海大学付属市原望洋高校講堂
講師
相田 悟、金子 正彦
授業
第1学年生を対象に、午後の授業の一コマで知的財産特別授業を行いました。新型コロナ感染防止対策として、生徒たちはマスク着用の上、隣は空けて着席してもらいましたので、講堂の2階席まで使用されていました。

前半(30分)では、相田委員が知的財産とは何か?及び知的財産権にはどのようなものがあるか?についてのわかりやすい資料での説明の他に、二つのユニークな取り組みをしました。ひとつは、講師の個人情報(子供の数)が書かれたプリントを生徒に回覧・回収した後、講師の子供の数をクイズとして出題し、指でその数を回答してもらうというものです。プリントは手元にないのに講師の個人情報を知っているという体験を通じて、情報には形がなくて簡単にコピーできて他人にも利用されやすいとの知的財産の特徴に気付いてもらえました。もうひとつは、黒ひげ危機一発(商品はタカラトミーから発売)の実用新案から特許出願への進化について説明後に講師と学年主任の先生が対戦をしました。黒ひげが飛び出して決着がついたときは大歓声が起きて大いに盛り上がりました。

2人の講師が弁理士になったきっかけをそれぞれ話した後、後半(20分)では、金子委員が前もって生徒に配布されていた水平開きノートを手に取ってもらいながらノートに込められた登録商標と特許の紹介をしました。近年のパテントコンテストで受賞した高校生の意匠と特許を一件ずつ紹介して、インスタントラーメンの発明を例に発明をするためのヒントを述べました。切り餅特許事件を裁判例として紹介しました。特許を書くときは意味が明白になるようにことばに気をつけましょう、との教訓を伝えることができたと思います。

■担当講師の感想
廊下ですれ違う際に生徒たちは必ず「こんにちは」と挨拶してくれました。そのような礼儀正しい生徒たちですが、知財授業担当の先生から、生徒は大人し目で、午後の授業で居眠りする子もいるかもしれない、と聞かされていました。そのため授業内容に工夫を凝らしました。その甲斐あってか、最後まで集中して聴講してもらえたように思います。
知的財産特別授業「千葉市立千葉高等学校」
日時
2021年10月6日(水) 10:45-15:00
対象者
高校1年生 320名
会場
千葉市立千葉高等学校
講師
金子彩子 野村悟郎
授業
千葉市立千葉高等学校は、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに平成29年度から指定を受けており、その取組の1つとして1年次全生徒を対象とした「総合的な探究の時間」の開発を実施しています。その取組にをより進化させるために、教科「情報」の授業において外部機関連携講座として、日常的な生活の中で注意したい著作権(野村弁理士)、特許制度の仕組み・発想を育む特許的思考(金子弁理士)について講義をしました。


■ご依頼者様のコメント
・特許について質問形式で楽しみながら受講できた。
・生徒に考えさせる時間を作ることで、より内容に興味・関心を持てた。
・今まで知らなかったり関心がなかったりした事柄を学ぶことができて満足。
・専門的な話ばかりされるのかと思っていたが案外身近な内容だった。
・みんなで実際に考えてアイデアを出すことは楽しかった。
・学校だけではなく社会に出てからも役に立ちそうな内容だった。
・著作権は身近にある権利だから元々興味があったが、より興味が持てた。
・著作権、特許について初めて学び、たくさんの情報を得ることができた。また、講師の先生が楽しく著作権、特許について説明してくださり、私も楽しんで講義を聴くことができた。
・どんなに小さな問題でも、様々な角度から考えてみると、たくさんの解決策を生むことができると改めて気づくことができました。普段から頭の中でたくさん考える癖をつけていきたいです。
・今までものを発明するということに対して、興味がなかったが、今回の講演を受けて、自分でもできるかもしれないと、一気に身近に感じられました。
・特許という普段学ばないようなことを知れて良かった。将来の自分の仕事にも生かせると思う。
・商品の工夫されている点や改善するべき点を周りの人と話し合って考えることが面白かった。
・聞き手に興味を沸かせるような講義だった。とても有意義な時間でした。
・自分たちでアイデアを考えるのは、自分が開発者にでもなったような気分で、とても楽しい時間でした。

■担当講師の感想
自分で学びのテーマを決めて調べて発表するという機会が多いスーパーサイエンスハイスクールの生徒たち。特許的思考で発想の広げ方のヒントを考えてもらったり、学びの成果を発表するときの著作権上の注意点などをお伝えしました。今後の学びや、将来仕事についてからも、今日考えてくれたことが役に立つと良いなと思っています。スーパーサイエンスハイスクールの生徒のみなさん、応援しています!!

茨城

知的財産特別授業「ひたちなか少年少女発明クラブ」
日時
2021年7月31日(土) 9:30~12:30
対象者
小学4~6年生20名と保護者複数名
会場
ひたちなか市東石川11番1号 ひたちなか市子育て支援・多世代交流施設 ふぁみりこらぼ内 発明クラブ
講師
荻弥生、バーナード正子
授業
9:30に授業を開始。まず発明クラブの方が全日本学生児童発明くふう展の受賞発明を動画で紹介してくださいました。その後、前半はレオ君の電子紙芝居により、発明や特許について解説しました。
休憩を挟んで後半は、ペーパータワーの制作です。前半で、発明は日々の暮らしの中で困ったこと等が課題となり、それを解決するためのアイデアであることを説明しましたので、ペーパータワーの課題は、できるだけ高くすること、丈夫であること(じゃがりこを載せても倒れない強度が必要)が課題であることを伝えました。
児童のグループ5班と、父母グループ1班が参加。児童のグループは事前に発明クラブの担当者の方に縦割りでグループ分けをしておいて頂きました。
まずワークシートを使ってどんなタワーを作るかについて各グループで10分ほど話し合ってもらいました。グループのリーダーは一番学年が高い児童です。その後、実際のタワー制作となりましたが、当初予定していた20分という制作時間では時間が足らなかったため、最終的に制作時間は合計で40~45分ほどとなりました。アイデアがパッとまとまり、どんどん制作を進めるグループや、どんなタワーにするかがなかなか決まらないグループもありましたが、最終的にはどのグループもペーパータワーを制作できました。
制作時間の終了後、各グループが制作したペーパータワーを前に持ってきてもらい、グループのリーダーが工夫したことろや苦労したところを発表し、じゃがりこを載せ、参加者全員で10秒をカウントしました。10秒持ちこたえたタワーは合格、耐えられなかったタワーは残念賞です。その後、合格した3つのペーパータワーの高さを競い、優勝から3位まで決定しました。合格したペーパータワーはどれも、非常によく考えられており、様々なアイデアで高さと強度を確保できていたことに大変感心させられました。
工作授業の後、アンケートを記入してくれた児童には、弁理士会から動物クリップペンや、小冊子「ヒット商品はこうして生まれた!」を渡しましたので、家に帰って見て頂き、これからもどんどん発明に興味を持ってもらえると嬉しく思います。
なお、出来上がったペーパータワーは授業の後、解体することなく、発明クラブでしばらく展示して下さるとのことでした。

栃木

知的財産特別授業「栃木県立足利工業高等学校」
日時
2021年7月15日(木)13:25~15:05
対象者
産業デザイン課2年生1クラス38名
会場
栃木県立足利工業高等学校
講師
須長 英男、山田 由美子
授業
栃木県立足利工業高等学校は120年以上の歴史があり、意匠登録第1号である雲井織の実物を所蔵する伝統校です。
授業は、90分の授業内容を前半と後半の2回に分けて検索端末のある実習教室で行いました。前半は、PowerPointを使い知的財産のあらまし、特許権・実用新案権・意匠権・商標権の説明に加え著作権と肖像権の説明を行いました。休憩を挟んで後半は最初にPowerPointを用いて知財調査の意義とJ-PlatPatの操作方法を説明して、残り時間で上述の雲井織の意匠検索や足利銘仙・たかうじ君の商標検索を行いました。
生徒達は、特に著作権法とJ-PlatPatに高い関心を示していました。

先生のコメント
講話と演習によって、生徒も教員も知財について関心が高まり、楽しく学ぶことができました。授業後に生徒が「意匠や商標についていろいろな検索方法を、教えてもらえたのでわかりやすかったです」と話しておりました。自ら調べることで、デザインと知財の関わりを理解できたと思われます。

担当講師の感想
パンデミックという特殊な環境下の知財授業であるため戸惑いも多かったのですが、無事に成し遂げることができ安堵しています。生徒のみならず学校関係者・栃木県発明協会様にも喜んで頂き励みになりました。
知的財産特別授業「栃木県立宇都宮工業高等学校」
日時
2021年6月9日(水)13:35~14:25
対象者
1学年8クラス 320名
会場
栃木県立宇都宮工業高等学校
講師
山田毅彦
授業
毎年工業高校に入学して間もない1年生を対象として知的財産全般について座学形式で講義を行うものであり、今年度は新型コロナの影響で生徒間の間隔を確保するために座学とZOOMを利用したオンライン講義を併用して行いました。
従来からの学校側からの要請により、地元の事例を挙げることにより、生徒の興味を引くことを狙いとする資料を用いて説明しました。具体的には、特許及び実用新案、意匠、商標、種苗法について栃木県内の登録事例を紹介しつつ保護期間及び保護対象を説明し、知的財産権を取得するための手続、知的財産権を取得する場合の利点・欠点、発明・デザインを完成させた際の注意点、栃木県内における弁理士の相談体制、弁理士の役割について講義しました。

担当者のコメント
事前にノベルティグッズ等の講義で扱わないものについては当日の配布作業の負担増加に繋がることから、講義で扱う講義資料に絞って発送するよう昨年度担当した教員から要請を受けました。本年度は要請通り発送物を絞ったため学校側の要望通りとなりましたが、次年度以降も事前に担当教員と意思疎通を図ることが重要と考えられます。
講義終了後にコメントを求めたところ、次年度もお願いしたく、特に改善・要望事項は無いとのことでした。

担当講師の感想
宇都宮工業高校の生徒は講義を聴講する姿勢が比較的良く、教員側も生徒の姿勢を誇りにしている印象を受けます。また、宇都宮工業高校は、文部科学省から「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」に指定されており、教員が高い教育目標を掲げていることから、弁理士が行う講義内容についても高い品質が求められていると考えられます。次年度以降も継続されることを希望します。

▲ページトップ